茨木市総持寺の「Infinity | カレーとクッキーのお店」です。
2020/7/6からのInfinityカレーは「ココナッツバターチキンカレーと6種の副菜」です。
ココナッツの香りと、バターのコク、鶏出汁のうま味を感じられるカレーになってます。
ご来店お待ちしております^_^
今回のカレーをおいしくするポイントとレシピを紹介します!
おいしくする3つのポイント
- 鶏皮は捨てずに出汁をとってカレーに加える
- 玉ねぎをあめ色になるまでしっかり炒める
- しっかり水分を飛ばしてとろみをつける
それではひとつずつ説明していきます。
1. 鶏皮で出汁をとる
今回のカレーでは鶏もも肉を使います。
当店では鶏もも肉を一口大にカットする際、皮と脂身を取り除きます。皮と脂身は好みが分かれるためです。
ただ、この皮と脂身はいい出汁が取れるので、カレーに加えるスープにします。
これにより鶏の香りが一気に増して、おいしくするなります。
出汁ガラはこんがり焼いて鶏皮ポン酢にして、仕事終わりにおつまみとして食べるのが最近の楽しみになってます(≧▽≦)
2. 玉ねぎをあめ色になるまでしっかり炒める
カレーにとろみをつける狙いで、玉ねぎがトロッとするまでしっかり火を入れます。結果的にあめ色になります。
とろみをつける意図は、鶏肉にカレーをしっかり絡ませて、鶏出汁と鶏肉のダブルで鶏の香りを楽しむためです。
どういった狙いのカレーを作るのかにより、玉ねぎの炒め方は変わってきます。
玉ねぎの食感を活かしたいときは透明になるくらいで炒めるのをやめます。
3. しっかり水分を飛ばしてとろみをつける
2.でも述べましたが、今回のカレーはとろみで鶏の香りを楽しみます。
ですので、最後の煮込みでしっかり水分を飛ばします。
とろみがつくとともに、うま味も凝縮されます。
ココナッツバターチキンカレーのレシピ
材料(約20人前)
- 鶏もも肉 2kg 一口大
- 玉ねぎ 1kg みじん切り
- にんにく 3片 すりおろし
- しょうが 20g すりおろし
- カットトマト缶 400g
- バター 50g
- 出汁 1500ml 鶏皮で取る
- サラダ油 50ml
- ホールスパイス(配合は秘密)
- クミン
- シナモン
- レッドチリ
- パウダースパイス(配合は秘密)
- コリアンダー
- ココナッツファイン
- ターメリック
- チリペッパー
- フェヌグリーク
スパイス調合の狙い(ポイント)
ココナッツで甘い香りが加えられ、バターでコクやまろやかさのあるカレーになります。
それに合わせた調合にしました。
シナモンで甘い香りを後押しします。
まろやかさを強調するために、よく使うブラックペッパーを入れません。
フェヌグリークは食欲をそそる香り付けのためです。
クミン、チリペッパー、コリアンダー、ターメリックは当店のカレー作りではレギュラーですね。カレーと言ったら「コレ」というスパイスなので定番で入れています。
手順
- 玉ねぎをみじん切りにする。にんにく、しょうがをすりおろす
- 鶏もも肉の皮と脂身を取り除く。肉を一口大に切る。鍋に1500mlの水を入れ、鶏皮を加えて出汁を取る。
- 鍋に油とホールスパイスを入れて中火で熱する。クミンがチリチリするまで。
- にんにく、しょうがを加えてなじませる。香りが立つまで炒める。
- 玉ねぎを加えて、トロトロなあめ色になるまで炒める。
- カットトマトを加えて、水分を飛ばす。
- 火を止めてパウダースパイスを入れて混ぜて全体になじませる。
- 中火にして、もも肉を加える。もも肉に火が通るまで炒める。
- 出汁とバターを入れてとろみがつくまで煮込んで完成。
まとめ
鶏出汁により、鶏の香りがすごい。
玉ねぎをトロトロあめ色になるまで炒めて、水分をしっかり飛ばして、とろみをつけてうま味を凝縮されました。
とろみがついたカレーともも肉が絡み合い、鶏感マシマシのカレーに仕上がりました。
今回紹介したポイントはいろいろなカレーでも応用出来ますので、試してみてください!
配合済みスパイスを店内で販売していますので、興味のある方は購入してみてください!
ご来店お待ちしております^_^